ご覧いただき、ありがとうごさいます
当ブログを書いておりますmineです。
ちょっとタイプリの検証で色々と詰まってしまったので、しばらく本棚記録の記事が続く予定です(汗)
文章作成の練習がてら好きな作品の布教ができたら一石二鳥と、書籍の紹介と作品の好きなところを並べただけの駄文になります。
興味を持っていただけたら、ぜひとも作品の方を読んでいただけると嬉しいです。
今回の記事で紹介するのは【忘却の首と姫】
2012年からおよそ2年ほど『花とゆめ』で連載されていた未完の作品です。
作者の惣司ろうさんが闘病の末、お亡くなりになられたため連載途中で完結となりました。
連載中から話の構成もキャラもメチャクチャ好きで、単行本化されてすぐに買ってしまったほどのお気に入り……。
最終巻に予定されていた展開が書かれていて、本来の完結話まで読みたかったと心の底から思った作品です。
本棚記録とは…
文章を書く練習をしなければ!
でも、何を書こう…???
そう悩んだ結果、
「テンションを上げて書ける内容はやはり好きな物しかない!!」
という結論に至り、自分の本棚を晒していくことにしました(笑)
一時期、漫画喫茶とまで言われた私の本コレクション。(漫画・小説・資料集・写真集などなど)
現在はだいぶ数を減らしていますが、今も手元に残しているものから引っ越しで泣く泣く手放した作品まで、膨大な数の本を持っていました。
友人から「有名なのとか懐かしいのもあるけど、基本知らんのばっか」と評価されているので、変わったものも多いかもしれません。(私の好みが特殊なのでしょうか…)
そんな私の歴代本棚の中身を少しずつ紹介していこうと思います。
基本的に私の好み全開なので、一般的な評価はあまり高くない作品(打ち切り作品など)もあったりします。
そこのところは予めご了承ください。
スポンサーリンク
忘却の首と姫とは
感想でネタバレしない自信がないため、『概要』 → 『第一話の紹介』 → 『感想&好きなポイント』 の順で記載します。
※ネタバレがお嫌いな方は『感想&好きなポイント』まで進まないようお気をつけください。
作品概要
タイトル | 忘却の首と姫 |
作者 | 惣司ろう |
出版社 | 白泉社 |
掲載誌 | 花とゆめ |
発表号 | 2012年9月号〜2014年20号 |
巻数 | 全7巻 |
内容紹介
小国のお姫様リリアが嫁いだのは、強い魔力を持ち誰もが恐れる『首なし王』! 文字通りの姿をしている王様と15歳のリリアの結婚は誰もがムチャ婚だと思ったのだが…。リリアのまっすぐな想いに、頑なだった首なし王の心がデレる!? 惣司ろう、待望の初コミックス!
白泉社(忘却の首と姫)より引用
第一話紹介
物語の始まりは、魔力の強い王様の結婚式。
王妃となるお姫様『リリア』は大変な事に気づき、穏やかな口調で王様にこう言います。
「これでは誓いのキスができませんわね」
それもそのはず、王様は誰もが恐れる『首なし王』、首から上の頭部がない王様なのです。
まだ15歳のリリアと御年160歳である王様の結婚は、誰の目から見ても政略結婚。
その上、王様は『首なし』です。
しかし、リリアは王様が好きでした。
王様の帰還時には飼い主を待つ子犬のように出迎えに行ったり、一緒にいたいと王様の寝室に潜り込んだり、王様のために料理をしたり……。
王様の役に立ちたくて仲良くなりたくて、一所懸命に頑張るリリアですが、なんでも一人でできる王様を見て落ち込んでしまいます。
そんなリリアを見て、侍女達は王様の想いをリリアに伝えて――。
読んでみたい方はこちらからどうぞ
感想&好きなポイント
めっちゃリリアが良い子なんです!!!
すみません、ちょっと先走りました。
それくらいリリアがお気に入りキャラで……(笑)
最初に花とゆめで見かけた時には絵柄が独特なので飛ばそうとしたのですが、リリアと王様の結婚式(冒頭部分)を見て「ちょっと面白そうかも……」と読んだが最後、見事にハマりました。
もう感想などを書こうとし始めてしまいそうなので、まずは好きなポイントを書いていきましょう。
- リリアが良い子すぎて可愛い!
- 可愛いのに驚くほど肝がすわってて更に可愛い!!!
- 王様の首がなくなった理由がトンデモなさすぎて笑う
- 人間?かと思ったら妖精族な王様の国にビックリ
- 王様以外の国の人達はけっこう自由人
- 三姉妹のやりたい放題がスゴイ
- イデアが可愛い
- 性格&年齢からにじみ出る距離感が可愛い
- リリアの父&母がとてつもなく良い夫婦…etc
リリアの母国はかなり貧しい国なので、畑を耕したり料理をしたりと姫らしくない生活を送っていたので、リリアに姫らしさはほぼほぼありません。
生い立ちの話を読むとかなり不憫で、苦労して生きてきたタイプのヒロインなんですよ……姫なのに臣下から「要らない」認定されてたり。
それでも周りの発言や境遇に、折れず・曲がらず、父母の愛情を受けて真っ直ぐに育ったということが端々から伝わってくるのがリリアというキャラなんです!
そしてその逆をいく王様がヒーローなのが面白いんです。
何せ側室の子だからという理不尽ないじめとイビリに耐えかねてブチ切れた結果、自分の頭を投げ捨てたというトンデモ設定(笑)
ぶっ飛んだ設定ですが、王様の性格が如実に出ています。
そんな捻くれ気味の王様と真っ直ぐなリリアのやり取りがむず痒いと言いますか、焦れったいと言いますか、ちょっとモヤモヤすることがあるのですが、それをスッキリさせてくれるのがリリアの侍女の三姉妹。
めっちゃ良いキャラしてます(笑)
あんまり書くと無意識に大きいネタバレを入れそうなので、ここら辺でストップします。
未完ではありますが、区切りの良いところで終わったので、急な打ち切り作品のような尻切れトンボ感は少ないです。
ぜひ皆様読んでみてください♪
コメント