ご覧いただき、ありがとうごさいます
当ブログを書いておりますmineです。
今回の記事で紹介するのは【魔女と猫の話】
タイトルの通り、魔女(になるために勉強している女の子)と(そのパートナーとなる)猫の話の短編集です。
装丁がとても可愛くて、背表紙のにゃんこに惹かれて衝動買いしてしまった作品です。
本棚記録とは…
文章を書く練習をしなければ!
でも、何を書こう…???
そう悩んだ結果、
「テンションを上げて書ける内容はやはり好きな物しかない!!」
という結論に至り、自分の本棚を晒していくことにしました(笑)
一時期、漫画喫茶とまで言われた私の本コレクション。(漫画・小説・資料集・写真集などなど)
現在はだいぶ数を減らしていますが、今も手元に残しているものから引っ越しで泣く泣く手放した作品まで、膨大な数の本を持っていました。
友人から「有名なのとか懐かしいのもあるけど、基本知らんのばっか」と評価されているので、変わったものも多いかもしれません。(私の好みが特殊なのでしょうか…)
そんな私の歴代本棚の中身を少しずつ紹介していこうと思います。
基本的に私の好み全開なので、一般的な評価はあまり高くない作品(打ち切り作品など)もあったりします。
そこのところは予めご了承ください。
スポンサーリンク
魔女と猫の話とは
感想でネタバレしない自信がないため、『概要』 → 『第一話の紹介』 → 『感想&好きなポイント』 の順で記載します。
※ネタバレがお嫌いな方は『感想&好きなポイント』まで進まないようお気をつけください。
作品概要
タイトル | 魔女と猫の話 |
作者 | 四宮しの |
出版社 | 少年画報社 |
発売日 | 2013-03-11 |
巻数 | 全1巻 |
内容紹介
魔法学校に通う少女達にとって猫は大事なパートナー。さまざまな魔法少女達と召喚された猫達の心の交流が描かれたほっこり癒されストーリー!
少年画報社オフィシャルサイト(魔女と猫の話)より引用
第一話紹介
この物語の世界では魔女や魔法使いが日常に溶け込んでいて、色々な職業と兼業して生活をしています。
第一話の主人公『すず』はくすり屋を営む魔女である祖母『チセ』とそのパートナーの黒猫『セイ』に憧れていました。
魔女になるために学校へ通い、13歳の誕生日の日を迎えたすずは、魔法学校で猫を喚び出します。
「セイみたいに真っ黒で、賢くて、優しい猫をパートナーに!」
そんな期待を胸に、魔法陣の上に浮かぶ扉を開くと……白ぶち模様で寝ぼけた猫が現れました。
理想と全然違う猫が受け入れられないすずは、猫を拒否してしまいます。
自分一人でも立派な魔女になる!と、猫を連れずに精霊の導きを受けようとするも、挨拶すら出来ず落ち込んでしまうすず。
調べ事をしていた時に会った男の人に話を聞いてもらうと――。
読んでみたい方はこちらからどうぞ
感想&好きなポイント
「また魔法学校ものか」というツッコミはなしでお願いします(笑)
思春期の女の子がパートナーの猫と一緒に成長していく……少女漫画か女性向け雑誌の短期連載かと思いきや、猫漫画ばかりを集めた雑誌『ねこぱんち』から派生した『魔法のねこぱんち』『くろねこぱんち』『おとなのねこぱんち』に掲載されていたそうです。
ではでは、好きなポイントを書いていきましょう。
- 装丁が可愛い!
- 背景まで丁寧に書き込まれている絵が美しい
- 一話一話で完結していて読みやすい
- 魔女の宅急便を彷彿とさせる制服が可愛い
- 猫が喋る!そして可愛い上にかっこいい
- 特にマルセルが可愛すぎる
- 自分自身と向き合って夢を叶える魔女たちが可愛い
- 人との関わり方、自分との向き合い方を考えさせられる…etc
パートナーの猫は守護霊という設定なので、すごく流暢に普通に喋りますし、お菓子を食べたり人型に变化したりもします。
人型の時も格好良かったり可愛かったりで、凄く「私もこんな猫が欲しい!」と思ってしまいました。
『すず』の友達をはじめ、おばあちゃんの『チセ』の学生時代の話、先生の『フィオナ』の話と、違う世代の学校を見れるのですが、一つ気になる可愛いものがありまして……。
『すず』達は大きなリボンを付けていて、『チセ』とクラスメイトはブローチ付のクラヴァットみたいなものを付けていて、『フィオナ』とクラスメイトは髪留めを付けています。
最初は仲良しグループのお揃いかな?と思ってたのですが、『フィオナ』は友達ではないクラスメイトも同じ髪留めを付けていたので、もしやコレも制服の一部!?と何故かテンション上がりました(笑)
そんな細かなところまで楽しめるのですが、この作品の見どころはなんと言っても『人の成長』。
作中に「猫は鏡、自分の良いところも悪いところも見えてくる」と表現されていて、各話の主人公となる女の子が自分と向き合って成長していく姿がしっかりと書かれています。
人としての成長が描かれていて読むと前向きになれるので、私にとって本当に元気がもらえる作品です。
疲れている時・落ち込んでいる時に読んでほしい、元気づけてくれる優しい作品です。ぜひ皆様読んでみてください♪
コメント